このサイトでは走行サーベイ・歩行サーベイの放射線量値を掲載しています。
GPSの精度により位置に多少の誤差が生じます。(詳しくはこちら)
専用ソフトにより簡単な操作で、ダウンロードしたデータを変換し、Google Earth等の地図サービスや、グラフにて分かりやすい表示が可能です。
道路は、放射性物質が蓄積しやすい要素を多く持った空間です。Mobile G-DAQを携帯し歩行測定することによって、移動する空間の平均空間線量を連続して測定が出来ます。
点の測定では十分な検証が出来なかった施設の測定に、状況に合わせた測定方法(歩行測定・走行サーベイ等)により、線量率分布状況を把握することが出来ます。
車載測定により、道路周辺の平均線量率を測定する事により、エリア内の線量率分布状況を把握できます。
三脚スタンドに固定し、定点でのモニタリングポストとして使用できます。1日の線量変動や、気象状況の変化による線量変動を記録することが出来ます。
本機搭載の放射線測定器は固体シンチレータ(CsI(Tl))を採用し、通常の
生活環境での注意が求められるγ(ガンマ)線について、高精度な測定を行います。
ガンマ線はエネルギーによって人体に与える影響が異なります。
本線量計は、単純にガンマ線の検出数をカウント するだけではなく、
エネルギーによる変換計算(=補正)を行い、より正確な線量率を求めています。
計測値は自動的に内蔵メモリに保存されますので、その都度記録を取る手間は不要です。
本機の内蔵メモリは最大約8日分のデータを蓄積することができ、電池が切れた場合でもデータは消える事はありません。
本機は持ち運びが容易にでき、移動しながら測定をする事が可能です。 常時計測するため、測定場所も選びません。
また、GPSを搭載しており、時刻および位置情報も同時に記録します。
専用ソフトウェアを使い、1台のPCで複数台からのデータを受信・管理することができます。
※付属のUSB接続省電力無線ユニットを使用します。
回収したデータを専用ソフトウェアでkml・CSVデータに変換し、Google Earthなど様々な地図サービスで利用可能です。
検出方法 | シンチレーション式 大面積シリコンフォトダイオード検出 |
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検出器 | 固体シンチレータ(CsI(Tl)) □12.7×20.0(L)mm |
測定放射線 | γ線 |
感度 | 0.001μSv/hに対して毎分10カウント以上 |
エネルギー範囲 | 150keV~3000keV |
線量率範囲 | 0~50μSv/h |
サンプリング | 60秒の積算値(移動平均) |
線量率温度依存性 | ±10% 周囲温度25℃に対し0~40℃の範囲において |
備考 | エネルギー補償型 年1回の校正を推奨 |
外形寸法 | W110×D283×H146mm (突起部含まず) |
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重量 | 約960g (乾電池を含まない) |
電源 | 単三乾電池 (アルカリ乾電池を推奨) 若しくは単三型ニッケル水素電池×4本 (連続稼動10時間程度:測定間隔1分の場合) |
消費電力 | 最大0.6W以下 |
動作温度 | 0~40℃ |
動作湿度 | 20~80% |
粉塵 | 特にひどくないこと |
腐食ガス | ないこと |
※校正について……経年変化による誤差を避けるために年1度の校正をお勧めします。
●付属品/USB接続省電力無線ユニット・、データ管理ソフトウェア、ユーザーズマニュアル、保証書
製造
株式会社 計測技研